10月10日の東京株式本則市場はユニーファミリーマートHDが上場来高値更新、ドンキホーテHDも上昇

前日の東京株式市場は、日経平均が前日比36円65銭高の2万3506円04銭、TOPIXは前日比2.74ポイント高の1763.86ポイント、東証二部指数が前日比23.10ポイント高の7299.97ポイントで10月10日の取引を終えました。

 朝方は、前日にメリルメンチ日本証券(バンク・オブ・アメリカの子会社)のアメリカ人顧客が大量の電文を送付したことで起こった東証の株式売買システム・アローヘッドのシステム障害が解消したことや日経平均の過熱感解消により反発し、買い一巡後は上海総合指数の下落もあって投資家心理が悪化した場面があったものの、反発して取引を終えました。

 また、午前中に内閣府が発表した8月機械受注統計において民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額が前月比6.8%増となり、7月の11.0%増加から伸びが低下したものの、市場予想の前月比4.2%減を上回ったことも前場での買いに繋がりました。

 東証一部は上場2110銘柄中、値上がり1137銘柄、値下がり897銘柄となりました。11日に8月決算予定のファーストリテイリングに先回りの買いが入る一方で、ソフトバンクグループが5.37%下落で終えたこともあり、東証一部の規模別指数は、前日比で大型株指数が0.07%安、中型株指数が0.49%高、小型株指数が0.42%高となりました。

 33業種別指数ランキングでは、鉱業、水産・農林業、その他金融業、電気・ガス業、保険業がトップ5に入り、33業種中24業種指数が前日比で上昇して終えました。一方で、前日のアメリカ株式市場での素材株下落を受けた化学のほか、パルプ・紙、情報・通信業、輸送用機器、鉄鋼、電気機器、非鉄金属、倉庫運輸関連、その他製品が前日比で下落となっています。

 日経ビジネスオンラインが、総合スーパー子会社のユニー株全株を資本業務提携先のドンキホーテホールディングスへ売却することで最終調整に入ったと報じられたユニーファミリーマートホールディングスが一時14260円の上場来最高値更新して13960円で引け、ドンキホーテホールディングスも前日比520円高となる6050円の終値をつけ、全取引所株式ランキング値上がり率19位に入りました。

 バカマツタケの完全栽培に成功した多木化学が3営業日連続でストップ高比例配分となったほか、日立物流との資本業務提携とその子会社である日新運輸の株式交換による子会社化を発表したエーアイティーも取引時間中にストップ高を達成しました。
 一方で朝日新聞デジタル版が、元ほねつぎチェーン加盟店経営会社10社から、8月に発表した連結純利益予想6億3000万円を上回る約8億7000万の訴訟提起を報じたアトラがストップ安766円で取引を終え、全取引所株式ランキング値下がり率5位となりました。

 東証二部は、上場504銘柄中、値上がり220銘柄、値下がり197銘柄、前日変わらずが50銘柄となりました。

 三菱電機系で交通や防災など情報通信システム、携帯端末小売り・修理再生事業を行う西菱電機が一時ストップ高を達成したものの、第1四半期の赤字が拡大していることや8月の機械受注件数で官公庁需要が低下していることもあり、官公庁向けが多い西菱電機はその後下落して前日比22円高の883円で終えました。一方で京進はストップ高比例配分で終えています。